会員様への水泳指導、スクールの運営・管理をしています。1日の半分ぐらいが指導で半分ぐらいが管理の仕事です。

　施設管理は具体的にいうと、きれいに保つように清掃はもちろん、サビを落としたり剥げているところをペンキで塗ったり、壊れているところを直します。機械関係の不具合が出た場合は、自分でできるところは直します。薬剤を入れる機械が目詰まりすることがあるので、分解して綺麗にしたり。
運営面では、例えば入校数を増やすためのチラシ配り。どこの地区の人口が増えてきたとか、広報もマネージャーの仕事ですから。あとは会員様の情報管理。すべての管理の最終的な責任を受け持つというか、確認する作業ですね。

　もともと、はるおかスイミングスクールの選手でした。大学時代にコーチのアルバイトをするうちに、だんだんとやりがいを感じ、この仕事を続けたいと思うようになりました。

　私はずっと水泳をしていたんですけど、どちらかというと水泳があまり好きではなかったんですね。コーチをする中で、お子様たちやご年配の方も、水泳を習いたいっていう人が多いんですが、保護者の方に無理やり行かされたり、健康のためにどうしても行かないといけなかったりという方もいらっしゃいます。私はその気持ちがわかるので、そのお子様と自分を勝手に照らし合わせて、子供の時の感覚が蘇ってきて、こういうふうな教え方というか、共感の仕方もあるんだなと。水泳が好きではない人の気持ちがわかるのは、私の強みかもしれないと感じるようになりました。

　幅広い年齢層と接するので、礼儀や話し方等を自然と身に付けることができます。礼儀や話し方は上司からしっかり叩き込まれました。仕事に関しては厳しさもありますがアットホームな職場で、仕事とプライベートの線引きがしっかりできており、お盆や年末年始などの長期休暇があります。

　あとは水泳を通じて、お子様の成長を間近で感じることができることです。

　水に顔すらつけることができなかったお子様が、大きな試合で優勝するような選手になったときは感動しました。そのお子様はベビーコースからなので、１歳にならないぐらいからじゃないかな。ベビーの時は私は指導はしていなかったので、外から見るだけでした。ずっと泣いているし、顔を水につけるのもなかなかできない。ベビーから学童コースに入ってもずっと泣いていて、なかなか上達しない。そういうのをずっと繰り返して、それでも毎日プールに来て、途中から私が指導するようになりました。

　そのお子様は、水泳は好きなんですけど、性格的に気持ちが入っちゃうとすぐ泣いちゃったり。気の弱い方なので、嫌にならないように、あんまりプレッシャーをかけないようにしながら指導していたら、どんどん上達していって、九州大会や全国大会に出られるような選手になって。お母さんもおっしゃっていましたが、まさかこんなことになるとは。私もまったく想像もしていませんでした。あんなに顔をつけるのを嫌がってずっと泣いていた子が、そんな才能があったんだと。だからわからないものだなと。

　中村先生はアルバイトの頃からお世話になっている上司ですごく尊敬しています。仕事の考え方やデータ収集等、現在の私の基礎を作ってくれました。私は正社員で入社して10年目、アルバイト時代を入れると15年になるので、途中の異動期間を除けば中村先生とは10年ほど一緒に仕事をしています。

　中村先生の尊敬するところは、何事にも忖度しないこと。２つ目は、私の今の働き方に関わってくるところで、オンとオフがしっかりしている。そこは中村先生から学んだ部分も大きい。３つ目は知識です。水泳の知識に関して、私もずっと水泳をしていたので、そんなにわからないわけではないのですが、施設運営について、これが壊れたらこういうふうに直すんだよということなどを常に教えてくれる。わからないことがないんじゃないかっていうぐらい知識があるので、本当にすごく頼りにしています。

　バイクが趣味で、晴れた休みの日は走りに行ったり、バイクをいじったりして楽しんでいます。天気が悪い日は映画を見たり、YouTubeを見たりしてゆっくり過ごしています。

　長期休暇の時は、祖父祖母の家に行き、親戚と久々に会うことができました。また、遠方の友達と集まり、飲みに行ったり遊んだりして楽しみました。

　はるおかスイミングスクールに入社して、いろいろな経験をたくさんしましたが、水泳指導を通じてたくさんの方に出会い、接し、支えられて人生がより豊かになりました。就活生の皆さん、人生が豊かになるよう、はるおかスイミングスクールで一緒に働きませんか。皆さんがたくさん考え選択し、これからの人生が豊かになるよう願っています。