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会員様の体験談

「継続は力なり」、無理せず続けることで健康を維持しています。

奥住 榮子(マスターズコース・原校)

 今年の冬で原校に入校して5年になります。
 5年でゴールド会員になるそうですが、泳ぎの方はちっとも上手くなりません。
 『全然泳げるようにならないわ』とぼやいていたら、ある上級の方が『あなた、入った時はもがいていたじゃない』と言って、慰めていただいた事もありました。
 昔に比べたら上達した、と勝手に納得しながら毎日楽しく過ごしています。

 50歳代の後半、栃木県の宇都宮市で生活していた時の事です。
 ある土曜日の朝、猛烈な吐き気がして洗面器を前に悶え苦しんでいました。
 吐き気が少し治まってから近くの宇都宮東病院に連れて行ってもらって診察を受けたのですが、そこで独協医科大学を紹介していただき、精密検査を受けることになりました。
 肝臓がかなり悪化していることが分かり、インターフェロンの治療も受けましたが、残念ながら私にはあまり効果がありませんでした。  1ヵ月程度の入院後、自宅で療養していましたが、主人が60歳になり福岡に戻れる事になりました。
 診療を受けている宇都宮東病院で紹介状を頂き、九州医療センターで月一回の検査を受ける事になりました。
 主人の妹が云うには、福岡に戻ってきた6年前は土毛色の顔をしていて、とても身体の話など出来る雰囲気に無かったそうです。
 主治医の先生から、これ以上悪化させないためには筋力を付けなさい、というアドバイスをいただき、お友達も作りたいという思いもあってスイミング教室に通う事に決めました。
 毎日教室に通う事で少しずつ体力も付いてきましたし、幸い楽しく教室に通えたおかげでお友達も増えました。
 そして、入校前に比べると随分筋肉が増えました。
 主人は毎朝歩いていますが、主人と比べても筋肉では負けていません。
 教室に通い続けている成果が出たのか、この間の九州医療センターでの検査結果も6年前に比べると随分良くなりました。
 無理のない範囲で継続して通う事、それが私の健康維持の方法です。
 メンバーやコーチに恵まれて、毎日楽しく通っています。
 継続は力なり。